MTの転送


 ポーズファイルでMTを転送する方法です。これは実験的にやってみたら出来てしまったもので、具体的にどういう使い方があるかピンと来ません。
人の作ったキャラクターの二次改造版など、著作権的に再配布が難しいものには差分ファイルとして使えるかもしれません。

 要は、すでに組み込まれているMTをつぶして、新たなMTデータを転送してしまうのです。
(追加はできません。ポーズファイルは「メモリー上の数値を記録、変更するファイル」のようですので。)

具体的には、

(1)MTを追加させたいパーツを含むポーズファイルをPOSER上で作る。
(2)MTを組み込んだキャラクターを保存、もしくはキャラクターとしてライブラリーに登録。
(3)テキストエディターでポーズファイル、保存したファイル両方を開く。
(4)targetGeom〜のブロックを、ポーズファイルに貼り付ける。

actor head:1
	{
	name    head
	on
	bend 1
	dynamicsLock 0
	hidden 0
	addToMenu 1
	castsShadow 1
	includeInDepthCue 1
	parent neck:1
	channels
		{
		targetGeom Aoi  ←この赤文字の部分
			{
			name AoiHead
			initValue 0
			hidden 0
			forceLimits 4
			min -100000
			max 100000
			trackingScale 0.0189606
			keys
				{
				static  0
				k  0  1
				}
			interpStyleLocked 0
			indexes 3470
			numbDeltas 3470
			deltas 
				{ 
				d 0 0.001270107 -0.0002999902 -0.0004939064 
				d 1 0.001246259 -0.0003048778 -0.0004792288 

				〜(中略)〜

				d 3466 0.0008470193 -0.001515269 -0.0001128204 
				d 3467 0.0008509848 -0.001520753 -0.0001145639 
				d 3468 0.0007538609 -0.001496792 -4.801527e-005 
				d 3469 0.0007546693 -0.001486003 -4.827231e-005 
				}
			}
		targetGeom RoundFace

(5)targetGeom 〜の部分を既存のMT名に変える。

targetGeom Aoi←ここを変える

 使わなそうなMTを適当に割り当ててください。
 ちなみに、標準のMT名はすべて英語名で記録されています。(POSER側で翻訳しているようです。)

 これを保存して終了です。

 完成はこのような感じです。
※拡張子を'pz2'に変えると実際に使用できます。

 欠点としてはP4Femaleの目など、MTが組み込まれていないパーツにはこの方法は使えません。
 (こればっかりは如何しようもありません。)
[2002.11.1補足]
kim99氏が開発した'CR2Builder'の「フィルター」機能を使用するとより平易に作成できます。
氏のサイト「3分間Poser」よりダウンロードしてください。

3分間Poser by kim99 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/9483/

※開発の関係でe系列とg系列が存在しますがg系列を使用してください。尚、この説明では、CR2Builder02g07を使用しています。
(1)元となるフィギュアをLeftTVに読み込む。
(2)メニューで[LeftTV][LeftTV->RightTV Plus]を選択。
(3)ダイアログを以下のようにする。
CR2Filter2.jpg
※上記の設定ではマテリアルも転送されます。
(4)不要なactor、channelsを削除。
(5)転送するMTの名前を変更。
CR2_Edit2.jpg
(6)メニューの[RightTV][Save As]で保存。拡張子をpz2にするのをお忘れなく。